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満願寺(まんがんじ)は、愛媛県今治市朝倉にある寺院。山号は金比羅山。宗派は高野山真言宗。本尊は薬師如来。新四国曼荼羅霊場の第三十八番札所・四国三十六不動尊霊場第21番札所である。 御詠歌:思うこと 伊予いよ願え 満願寺 あらたにあたふ 黄金八千代に 童子名:大光明童子 、童子真言:のうまく さまんだかんまん きりく == 概要・歴史 == 道慈律師は奈良の人で大宝元年(701年)遣唐使として中国に渡り三論の法を学び養老元年(717年)帰国後、奈良・大安寺に住し三論宗を弘めた。天平6年(734年)南海道を巡錫中、当山・霊仙山にて本尊薬師如来の開眼法要の導師を勤めた。これによって当山は三論宗にて開創される。その後、天長6年(829年)空海が天安寺別当に補された影響で、真言密教が宗義になったと伝えられている。戦国時代には戦乱にて全山灰塵になるも、慶長時代に再建が進められ戦禍や疫病などから護るため金比羅大権現を厄除け守護神として勧請し神仏混交の寺として復興したものの、明治期の廃仏稀釈で一時期、廃寺になるも信徒の根強い信仰に支えられ現在に至る。 県指定の有形文化財「斎藤実盛公供養塔」や弘法大師御衣、十二天屏風、大涅槃図など寺宝がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「満願寺 (今治市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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